糞砕 -香坂由美-
【尻・うんこ/糞・浣腸】清楚な顔立ちの香坂由美が暗がりの中で支配と服従を描くスカトロ作品。美尻フェチと静寂の緊張を融和させた、V&Rプランニングの芸術的実験AV動画。
男が横たわっている。 その顔の上に私は乗っかり、ビールを飲み、タバコを吸う。 バナナとシメジとシューマイに卵を床にぶちまけ、それを踏み潰しグチャグチャにする。 それから男の顔の上でウンコをしてお尻でこすりつける。 そう、息も出来ないくらいに。
あとは男の体にいろんな食材をぶちまけ、踏み潰し、今度は浣腸してから男の体にウンコを撒き散らし、尻で身体中に塗りたくる。 グチャグチャの食材をオチンコの上に載せてこねくり回し、手コキをしてあげると最後は私のお尻に発射したわ、このソーセージ野郎!















薄暗い空間に置かれたマットの上で展開する静かな狂気。無機質な照明と生活感のない部屋が、淡々とした排泄行為の儀式性を際立たせる。男女の関係性に具体的な設定はなく、あくまで従属と支配の構図が支配する世界。沈黙の中で響く踏み潰し音や液体音が、視覚よりも嗅覚や聴覚を刺激する。観る者の多くが、そこに漂う冷徹なエロスと、被虐的空気の緊張感に息を呑む。全体を覆う“静かな暴力性”が印象的なスカトロ作品である。
キャストは香坂由美。口コミでも「可愛くて綺麗」「お尻と脚が美しい」と絶賛されるように、清楚な顔立ちと肉感的な身体のバランスが光る。特に太腿からヒップラインへの滑らかさは、照明の陰影によってより鮮烈に浮かび上がる。無口で感情を表に出さない態度が、支配と服従の冷ややかな関係を際立たせ、観る者に心理的緊張をもたらす。フェチ的には美尻フェチ、脚線美、そして口を閉ざした無言の命令性に魅了される層に強く響く造形となっている。
プレイは食材と排泄物の融合による視覚的過激さが中心。バナナや卵、シューマイなどの日常の食べ物が破壊され、潰され、混ざり合う様が印象的だ。女が踏み潰すたび、湿った音とともに男の顔が沈み、息を詰める様子が支配の恍惚を際立たせる。レビューでも「いろいろなものをくちゃくちゃにして押し付けるシーンが凄かった」とあるように、圧迫と粘性の質感描写が主題。クライマックスでは糞を介して皮膚と皮膚が密着し、触覚と羞恥を融合させながら完全な服従を完成させる。
V&Rプランニングの糞砕シリーズは、スカトロ演出を芸術的構図とともに提示することで知られる。本作はその中でも過激さよりも造形美に重点を置き、香坂の肉体そのものを“造形物”として描き出している点が特徴。フェチの多層性――肉体の美、排泄の儀式性、圧迫音の聴覚刺激。いずれも「より混ぜてほしかった」「アングルが完璧」といったレビュー評価が示すように、フェチ細部への視線を計算して設計された一作だ。極端な行為を静謐に映すことで、観る者の価値観を揺さぶる実験的AV作品といえる。