人間便器株式会社II絶対服従M男育成課

社内全体を覆う空気は、徹底した支配と服従のシステムに貫かれています。舞台は「会社」という名目ですが、その実態はM男を徹底的に社畜扱いし、人間としての尊厳を奪い去る空間。排泄物や汗、吐瀉物までも業務の一環として処理させる徹底ぶりが、本作の背徳的な雰囲気を際立たせます。単なるプレイを超えた社会的な役割設定により、観る者は企業組織の冷酷さと性の支配構造が重なり合う独自の緊張感を味わうこととなります。レビューでも「人間扱いしないスタンスが興奮する」と繰り返し指摘され、その独自性が評価されています。

登場するのは女子社員や新人OLなど、職場に溶け込む存在としての女性たちです。むちむちとしたタイトスカートの肉感に視聴者が惹かれたという声もあり、体型や服装が自然にフェティッシュ性を高めています。彼女たちは女王様的立場として振る舞いながらも、それぞれが異なる態度でM男を追い込み、時に冷徹に、時に飄々と命令を下します。新人役の女性が堂々と羞恥的な行為を命じる姿に「新人でも支配力を発揮するギャップが魅力的」とする意見も見られました。このコスチュームフェチ的要素と、態度や表情の違いに生まれる支配のバリエーションが、作品世界を厚みあるものにしています。

実際のプレイは過酷さとバリエーションに満ちています。顔騎やペニバンによる身体的支配に加え、飲尿や排便を強制される場面では、生理的嫌悪と快楽が交錯。さらに消臭剤としてパンストの匂いや口臭を嗅がされるなど、嗅覚に直撃するフェチも積極的に取り入れられています。レビューでは「足舐めや脇舐めが徹底されていて最高」と語られ、舌で味わう羞恥と支配の反復が見どころとされています。浣腸液や嘔吐物を伴うラストの手コキにおいては、女優の視線が奴隷の存在を完全に無価値化し、それを快楽として享受させる流れが、強烈な心理的緊張を生んでいます。

本作はV&Rプランニングのスカトロ路線を代表する「人間便器株式会社」シリーズの続編として、従来以上に徹底した支配演出が光ります。高画質収録により汚辱の一瞬一瞬がくっきり描写され、「画質が良く臨場感が高い」とのユーザー評価も多く見られました。プレイ内容は排泄・匂い・足舐め・声責めといった多角的要素を組み込み、肉体的フェティシズムと心理的追い詰めを同時に進行させる構成がシリーズ特有の魅力です。他作には見られない「人間洗面台での嘔吐責め」なども差別化要素となり、M男愛好者や極端なフェチ嗜好者に強く刺さる作品といえるでしょう。