原作 マサキ真司 「新・毒姫の蜜 ヘキサグロリア」 無毛少女は塗り糞遊戯がお気に入り
【少女・無毛/パイパン・支配】無毛少女の心的トラウマが快楽へ変わる、塗り糞とレズ愛の融合。原作忠実な構図と倒錯演出が際立つスカトロフェチ実写化AV動画。
鬼才・マサキ真司原作のロリスカコミック実写版、待望の第4弾! ! 少女たちは忌まわしい事件に心を支配されたまま過ごしていた。 トラウマが性癖となり、汚物の臭いがまだ毛の生えていない陰部を濡らし、被害者少女同士でウンコを求め合う…。 トラウマ性癖を背負う二人の少女を描いた臭くて甘いガールズ糞愛ストーリー。





編集部として本作は、現代スカトロ実写の中でも特異な存在感を放つ。舞台描写こそ限定的だが、全体を覆うのは「支配された少女たちの密閉された世界」。過去の事件が未練のように身体に染みつき、光の届かぬ空間で二人の少女は互いの罪と欲を共有する。淡い照明と静寂の演出が際立ち、純粋な身体接触の背後に潜む心理のひずみが息苦しいほど濃密に漂う。原作の暗く妖しい美学を、安達かおる監督は実写として緊張感を失わぬまま立ち上げた。
少女たちはまだ成長途上の幼さを残した外見で、無毛の肌がその脆さを際立たせる。ひとりは儚げで物腰柔らかく、もう一人はどこか冷めた眼差しを持つ。ブルマ姿の演出が「被害者でもあり加害者でもある構造」を象徴し、表情の中に羞恥と安堵が交錯する。レビューでも「可愛くて変態な掛け合い」「白ソックスが汚れていく過程が見どころ」と評され、視覚的な背徳感だけでなく、臭いや触感への執着を含むスカトロフェチの核心が描かれる。肉体を穢すことが快楽へと転化する流れが、原作の持つ倒錯世界を補完している。
プレイ面では、互いの排泄をブルマやパンツ内で受け止め合い、その温度を確かめながら塗り合う。視聴者が指摘するように、仰向けでの「塗り糞キス」は映像全体の緊張を頂点へ導く。うんちが肌に触れる音や湿り気を伝えるカメラ設計は、音フェチ・匂いフェチをも刺激。羞恥と支配、そして快楽の境界を行き来する姿には、無音の時間すらレズスカトロ的官能として成立している。テンポよく進む構成ながら、30分という短尺に凝縮された肉体接写のリズムは、まさに意識の深層を覗く儀式のようだ。
シリーズ「毒姫の蜜」では、常に“少女性と汚辱”を対比的に扱う作風が貫かれてきた。本作はその第4弾として、原作漫画の構図を精密に再現しながらも、漫画的誇張を抑えてリアル志向へ転換した点が特徴的。V&Rプランニングが得意とする倒錯演出と抑制映像の融合により、グロテスクさの中に純粋な依存関係を描出している。無毛というモチーフと排泄描写の対置が、観る者に強い記憶を残す実写スカトロAVとしてシリーズ屈指の完成度を誇る。